ただいま厦門市内のホテルでコレを書いております。

今日は一日移動の日でした。朝便のキャセイで香港に着いたのが13:30頃。そこからひたすら空港内で待って、17:30の厦門行きに搭乗。アモイには19時に着きました。

世間を騒がせているH1N1の影響で、厦門に到着して飛行機から出る前に、機内で乗客全員の体温チェックがありました。とはいえ、なんかレー ザーガンみたいなものを額にあてるだけなので1人あたり3秒とかからないのですが、それでもちょっと面倒ですね。この他にも健康状態を記入する書類も書か され、何かと手間がかかります。

厦門の空港でちょっとビックリしたんですが、こちらの荷物受け取り、よくあるベルトコンベアに預け荷物が流れてくるアレですけど、なんか、本当 にポンポンと放り出されてくるんですよ。たまたま荷物の吐出口(?)にいたんですが、あまりの勢いにそのまま床まで転げ落ちる荷物が続出。コレを見たら、 いかに預け荷物が乱暴に扱われているかよく理解できると思います。みなさんも良く心得ておきましょう。

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転がり落ちる荷物たち

ロビーに出ると、なんか、私の名前を書いた札を持っている人が立っている。なんとホテルの人が迎えに来てくれていました。なんとサービスのよろ しいこと! ちゃんと日本語の喋れる人でしたよ。そういえば、今回こちらのホテルを手配してくれた人によると、このホテルは日本人のお客様に大変評判がい いと言っていました。なるほど、こうした心遣いがウケるんですなぁ。納得。

迎えが来るなんて知らなかったから、タクシーで行くつもり満々でいたんですが、嬉しい誤算でした。ちゃんとタクシーに乗るときの中国語も調べていたんですけどね。「メーターで走って下さい」「ここで降ろして下さい」「お釣りは要りません」とか。

車に乗る前に現金を両替しておこうと思っていたんですけど、ふと見ると目の前にHSBCのATMが。なんと、ここで私の口座から直接、中国元で 現金が引き出せるんですよ! すごい、便利! 口座作っておいて良かったよ! 思わぬところで口座の利便性を実感です。これでいちいち両替商を探さなくて も済みます。HSBCのATMがどれくらい中国内で普及しているかは不明ですが、空港にコレがあれば手間がずいぶんと省けて便利です。これもアピールポイ ントだなぁ。

ホテルの送迎車に乗っている最中、例の日本語が喋れるお兄さんがチェックインの手続きをその場でしてくれました。車内でチェックインが完了し、 その場でルームキーまでくれるんですよ。ホテルに着いたらそのまま部屋に直行しちゃっていいんですって。便利だなぁー。中国って、未だに安かろう悪かろう のイメージが抜けきらないんですけど、こうしたサービス分野では結構イイ感じになってきてますぞ。

ホテルの部屋に来て仰天しました。

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丸見え

なんと、バスルームがガラス越しに丸見えなんですよ!

ラブホテルに来たのか?

なんか、ちょっと理解しがたいセンスですねぇー。やっぱりここは中国なんだなと、思わず苦笑いです。仕切りもカーテンもないもんだから、常に見えっぱなしですよ。しかしいいのか、これ?

このとき20時半を回っていたのですが、少々小腹が空いてきたので、何か食べるために街に繰り出しました。ホテルの周りはちょっとした繁華街に なっていまして、とはいえ、日本のソレとは全く異なりますが、通りには店が並んでいたのを送迎の車内で確認しておいていたので、いろいろと見て歩いてきま した。

知らない街に来たとき、食事で失敗しない大原則。それは、ちゃんと客のいる店に入ること。そうでないところはハズレの可能性が大です。そんなことを気にしながらぶらぶら歩いていると、なんとなくよさげな店を発見です。

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いかにも、な店

四川風の麺屋さんだそうで。みると3畳くらいの狭い店内に、すでに数人の客がいまして、壁に向かった席で一心に麺をすすっているのが見えます。 おお、これなら良さそうだ。しかも、壁にメニューが書いてあるので、私の得意技である、「これくれ(指さし)」が可能です。早速、そのメニューの中から、 鴨肉酸麻粉?みたいなものをオーダーし、店員が何やらいろいろと聞いてきたようだったのですがとりあえずオッケーと言っておくことにして、モノが出てくる のを待ちます。

来ました。

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麺です

弾力のあるところてん、みたいな感じの麺ですね。中国ではどこへ行っても麺料理にハズレが無い、というのが私のこれまでの経験なのですが、これ もまた、一風変わった、だけど結構イケる麺です。てゆうか、やたらと酸っぱい! 品名にも「酸」と書いてあるのである程度は予想していたのですが、それに しても酸っぱい。そして、辛い。オーダーのときに店員がいろいろと聞いてきたのは、「辛いのを入れていいか?」みたいなことを言っていたんだと思います。

とにかく、酸っぱい辛いと悶絶しながら食べました。これで8元。100円くらいか。安いよねぇー。明日もこちらで滞在するので、また来てみようかな。

その後はしばらくその辺りをほっつき歩いてみたり。夜9時なのに、医者や薬屋が普通に営業しているのが印象的でした。いや、それだけじゃなく、 床屋も酒屋も、街ごと深夜営業している感じです。こちらの生活スタイルがそうなんでしょうか。女の人や子供も、こんな時間に一人で歩いていたりします。安 全な街なのかな。

その後はホテルに戻ってロビーでビールを飲み、部屋に戻ってきました。明日は工場です。

Nobu