iPhone片手に香港・中国を飛び回れ!

iPhone、Macintosh、海外携帯電話をフル活用しながら香港・中国を飛び回る私nobuが送るレポートブログ。日本と外国を行き来しながら、どうやってiPhoneを有効に、かつ愉快に活用できるかを日々考えています。

香港

中国、香港へ出張に行くときに気をつけるべき事

今私は中国広東省は東莞におります。日本を出発して早1週間が経過しました。その間に飛行機バス自動車などであちこちを行ったり来たりです。昨日の夜はちょっとだけゆっくりとしてマッサージなどを受けてきましたが、それでもなんだかスッキリしない、万全な体調とは言い難いコンディションです。それにとにかく寒い! 香港は南国じゃなかったのか?!

これが3日くらいの出張だったら無理も利きそうなものですが、さすがに1週間以上もいると必要以上に体調管理に神経質にならざるを得ません。旅先で倒れたら一大事ですからね。

そんなわけで、今まさに私が気を遣っていることについて、まとめてみました。ほとんどの皆さんには参考になりませんけど、誰か中国香港に長期出張に行くような人がいましたら、これらのことを思い出してみて下さい。


◆食べ過ぎに注意しよう
私のように仕事で中国に行きますと、昼食、夕食は大抵地元の方々との会食となります。ただし、いわゆる「接待」のような物とは違って、お客様も来たことだしみんなで楽しく食事をしようよ、みたいなノリです。そしてこちらの方々は、特にお客様に対してそうなのでしょうけど、「食べ足りない」ということが最大のタブーっぽいんですね。とにかくたくさん注文する。そしてどんどんと勧めてくる。

このあたり、中国ビジネス初心者が陥りやすいワナだったりするのですが、勧められるがままに飲み食いをし、翌日体調を崩すというパターンが少なくありません。特に、言葉が通じない相手ですと、飲み食いは数少ないコミュニケーションの手段となりがちですので、断れなかったりするんですね。そして、そのうち胃腸の調子を崩して頻繁にトイレに行くことになる。中国では清潔なトイレが極めて少ないために、特に外出時は辛い目に遭うこともしばしば。あるいはホテルから出られないとか。

これらのトラブルを避けるためにも、無理な食事は絶対に避けましょう。コツとしては、最初に、うわぁ、美味しそう! というポーズを取ったあとは、できるだけスローペースで食べる。そして、他のメンバーが自分に対して注意を払っていないときには箸を休めるなどして、意識的に食べるペースを落としましょう。こうした会食ではランチでも最低1時間くらいはかけて食べる場合が多いので、焦りは禁物です。終盤に入り、多少の余裕があるなと思えば、そこで少しだけ積極的に食べる姿勢を見せてみると、こいつやるな、という印象を与えることもできます。

腹7分目くらいを目処に自制しましょう。それでも最終的には9分目くらいにはなります。食欲を制する物、中国ビジネスを制す、です。

◆水を飲もう
水分はとても重要です。ホテルでは大抵無料のボトルが置いてあるので、出るときには必ず持って出ましょう。とにかく、ヒマがあれば水を飲むことです。体を冷やさないためにもお茶やお湯があればそちらを飲む方が良いのですが、それでも水分を切らさないよう、常にボトルを携帯するクセを付けておいた方が良いです。食環境が変わって胃腸の働きが一時的に落ちるケースもありますので、意識して水を飲み、お通じをよくするように心がけましょう。また、付き合いでついつい酒を飲み過ぎたときなどは、無理をしてでも多めの水を飲んでから寝て下さい。夜中にトイレに起きることも仕方がありません。二日酔いは脱水症状から来る物とも聞いています。

なお、出先で手を洗いたいときにも、水のボトルは役に立ちます。

◆体を冷やさないようにしよう
中国、香港では、どういうわけかいつでもどこでも冷房が効いています。香港などは冬場でも冷房が入っていたりします。これは、人々が空気がよどむのを嫌うためだとも聞いていますが、とにかくエアコンでもなんでも入れておかないと気が済まないのがこちらのやりかたのようです。そして、夏場でも過剰に強力な冷房が効いております。1年を通じ、長袖の上着は忘れないようにしたいです。

また、できるだけ冷たい物を採るのを避けた方が良いです。中国人の方の中には、今でも冷えたビールを飲まない人がいます。これは、中国の健康法の教えの一つに、体を冷やすことは良くないことだというのがあるという所から来ているのですが、現在の私達も無視できない教えです。さすがにビールは冷えていた方がいいですけど、持ち歩く水のボトルは冷蔵庫に入れておかない方がいいですね。

ついでながら、食事の時にスープが出されることもしばしばですが、このスープは鶏ガラをベースとしてたくさんの種類の野菜の入ったものでして、大変に滋養に満ちた、それでいて体が芯から温まるとてもありがたいスープなのです。旅先で疲れた体や胃腸をいたわるのに最適な一杯、出されたら必ず飲むようにしたいですね。

◆十分な睡眠を取りましょう
寝不足は全ての体調不良の根源です。とにかく夜更かしを止めて、十分な睡眠時間を確保して下さい。こちらの人達は比較的遅い時間まで夕食を楽しむことが多いです。それらに付き合っていてついつい就寝時間が遅くなりがちですが、そう言った場合には朝のスケジュールを少し遅めにするなどの工夫が必要です。しかし、そうは言っても日本は時差が1時間早いので、結局は朝早起きすることになるのですが・・・。

1週間くらいの出張スケジュールであれば、1日くらいは朝寝坊をしても大丈夫な日を組み込んでおくのがポイントです。ホテルのチェックアウトは12時なので、ぐっすりと寝ましょうね。



こんなところでしょうか。あと思いつくことと言ったら、

・HSBC銀行の口座を作っておくと、中国の空港や街中のATMなどで現金が引き下ろせて便利。
・よく利用するバス停やいきつけの店などは、ケータイで写真を撮っておけばタクシーの運転手に説明するのに便利。

あとやっぱりiPhoneは何かと便利です。これについては後日レポートしますね。本当にiPhoneで良かった!

nobu

EMSの書留は配送が遅い?!

先日、とあるブツを購入したのですが、これが香港からEMSで発送されてきました。通常、香港からのEMSというと遅くとも3日くらいで発送されてくるんですよね。それが今回に限ってはなかなか届かない。

ちなみに、注文した日がちょうど私が中国、香港へ出張に出る直前であったために、できれば商品を香港で受け取りたい、という旨のメールを出してみたのですが、結局返事は来ず。香港に行ったときに使ってみたかったのに・・・。

さて、出荷先よりEMSの番号が送られてきたために、こいつを使って追跡をかけてみたんですね。そうしたらなんと・・・

ems

EMS追跡履歴 成田・・・?

どういうわけか成田経由となっていて、しかもそこから岐阜まで来るのに2日もかかっていやがる。通常、中部国際空港経由でくるはずなんですけど、なんでだろうか?

よく見ると「国際通常書留」となっていますね。これがもしかしたらカギかもしんない。こいつがあるために、わざわざ成田経由で送ることになったんだろうか・・・?

ともあれ、書留でEMSを送るときには到着日について注意が必要かもしれません。

Nobu

Asia Miles 特典航空券の予約変更

月末に香港に行くため、Asia Miles で貯めたマイレージを使い、キャセイパシフィック航空のWEBで特典無料航空券を予約しました。無事に予約完了! と思ったら、なんと日付を間違えていた みたい。10/29〜31のはずが、10/29〜11/28ってなってました。さすがに1ヶ月も滞在するわけにはいかないので、慌てて予約変更をしようと するも、どうしたらよいのかわからない。

実は以前もこういった事がありまして、WEBで予約をしたら実は日付を間違えていた、というミスは今回で2回目です。全く学習しておりません、私。

さて、時間は既に7時を回っており、通常の予約受付電話はサービスを終了しております。なので、24時間対応のマルコポーロクラブ専用受付ダイヤルに電話するも、なかなか繋がらない。このまま一晩過ごすのは気持ち悪いですが、仕方がないので翌朝に持ち越す事にしました。

で、 翌朝。日本国内向けのサービス番号へ電話をしてみると、確かに上記のように11月28日帰国のスケジュールになっていました。当然ですけどね。そこで、予 約の変更をお願いすると、特典航空券の場合はアジアマイルズのサポートデスクに連絡しなければならないらしい。なので、その連絡先を聞いて、電話をしてみ ました。

電話番号:00531 85 3747

海外ですが、国番号も何も付けずに、直接この番号にダイヤルします。もちろん、フリーダイヤル。ここで、最初のガイドで4番を押すと、あとは日本語音声で対応してもらえます。

は い、オペレーターに繋がりました。たぶん向こうは香港なのでしょう。ちょっとつたない感じの日本語で話しかけてくれました。日本語を話せる外人さん、とい う感じです。発音はときどき聞きづらいですが、こちらの言っている事はちゃんと理解してもらえたようで、安心しました。前回のときも、こんな感じだった なぁ。

で、無事対応していただけまして、後程修正完了のeチケットが送られてきました。よかった。

予約時にはちゃんと日程を確認しましょうね、というのが今回の教訓です。

Nobu

HSDPA Broadband Access Rechargeable SIM Card を購入するには

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香港で無線インターネットをするのに欠かせない、データ通信に特化したSIMカード、HSDPA Broadband Access Rechargeable SIM Card については、以前も何度かこちらで取り上げてきました。

・香港でiPhoneを使い倒す
・N82 x HSDPA Broadband Access Rechargeable SIM Card

世間ではシルバーウイークとか呼ばれている九月連休の間に、仕事で香港に行ってきたのですが、これがまた結構久しぶりだったんですね。香港に着いてホテル にチェックインし、いつものようにiPhoneに上記のHSDPA~SIMを挿入して使おうと思ったら、なぜかSIMカードを認識しない。手持ちの2枚を 試したところ、2枚ともダメ。よくよく考えてみたら最後の残高チャージから結構時間が開いておりまして、もしやと思って、SMSに残っていたステータス メッセージを確認してみたところ、やっぱり有効期限が切れていました。

HSDPA~SIMでは、どれだけデータ通信を行っても 28HKD/1day で頭打ちになります。だいたい340円くらいですね。しかも、それに到達するまでは 2HKD/MB という実にリーズナブルなコストで利用できる物ですから、最初のチャージからヘタすると1回の旅行では使い切れないケースもままあります。使っていても頻 繁に再チャージの必要が無いために、ほったらかしになるケースがあるんですね。今回がまさにそれがゆえに失効してしまった失敗例でした。以後、気をつけま す・・・。

ちなみに、このHSDPA~SIMは、iPhoneはもちろんの事、USBモデムでも使う事ができるため、ホテルでネット接 続するときにも重宝します。私の滞在していたYMCAでは、接続料金が4時間で40HKDと少々高いため、モデムで接続する方がお得です。また、ときどき 友人宅にも泊まったりしますけど、こちらはそもそもネット接続環境がないため、このモデムは必須です。

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パッケージに記載されている料金詳細です。解説しますと、

◆香港内のデータ通信
・1MB毎に 2HKD(約24円)
・1日最高 28HKD(約340円)までしか加算されない
・また、1ヶ月最高 298HKD(約3,600円)までしか加算されない

◆国外ローミングのデータ通信
・1KB毎に 0.11HKD(約1.33円)
・こちらは上記の上限止まりは無し つまり、青天井

◆SMS(ショートメッセージ、つまり、番号メール)
・香港内で使用 1件ごとに 0.8HKD(約9.6円)
・香港外で使用 1件ごとに 3.0HKD(約36円)

◆香港内通話
・1分ごとに 0.3HKD(約3.6円)

◆有効期限
・初期化、および、残高チャージから180日

と、 ここまで書いてみて説明書を読んでみましたところ、どうやらIDD(国際電話)や、Wi-Fiスポットサービスも利用できるようです。以前はIDD通話は できなかったような気がしましたけど、改良されたのかな? Wi-Fiもありがたいですね。ショッピングモールなどでは3HKの接続ポイントがあったりす るので、こちらで利用するのもアリでしょう。

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これもパッケージに書いてありました。2011年の12月31日までにアクティベーション、つまり、使い始めて下さいね、とあります。

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さて、ようやく本題に入りますが、このSIMカード、実は香港内でも手に入れるのが結構困難だったりします。街中の3HKショップには、まず在庫がありません。こちらに よれば、3HKショップだけではなく、スーパーマーケットのParknShopや電気屋さんのFortress、また、ドラグストアのWatsonsでも 売っていますよ、とありますけど、こんなもん、嘘八百ですよ。TST、セントラルなどの店を聞いて回りましたが、通話用のSIMカードはあるけど、 HSDPA~は置いてない、というパターンばかりでした。

3hkショップも、モンコックの先達広場のすぐ前にある3HKショップや、ワンチャイの3HKショップで執拗に確認をしましたが(ちゃんと商品の画像まで見せて!)、ウチには無いよの一点張り。本当に香港で売っているのか、コレ?

ところが、実はあるところに行けば簡単に購入できてしまいます。それは、香港国際空港内、出発ロビーにある3HKの店。置いてあるのは知っていたんだけ ど、まさか手持ちのものが失効しているとは知らなかったので、香港に到着したときに購入しようとは思いつかず、結局帰るときに買ったのでした。次回来たと きに使うつもりです・・・。こちらの店では在庫も結構あったので、当面は大丈夫だと思います。

ちなみに、HSDPAの rechargeable SIM を売ってくれ、と店の人に言うと、高確率で残高チャージ用のバウチャーを出されます。いやいや、そうじゃなく、新規のSIMカードをくれ、new number だ! と伝えると、ああ、new number ね、と理解してもらえます。この点は注意が必要なので、ご購入の際にはお気を付け下さい。

もし、香港に行ったその日にこのカードを買って、すぐに使いたいという事であれば、購入したその場でお店の人にアクティベーション(初期化)をしてもらい ましょう。自分でもできますが、なるべく面倒くさい事はしたくないですからね。ちなみに、iPhoneでこのカードを使う人は、自分でアクティベーション をする際には注意が必要です。この点については、いずれまたレポートします。

SIMの初期化以降、iPhoneでの設定については、こちらもご参考にして下さい。

Nobu

はしのつかいかた

香港の食堂で見つけたオモシロ箸袋。佐敦(ジョーダン)界隈で友人達とマッサージを受けた後、夕飯を食べに入った潮州料理店で発見しました。

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よく見ると箸の使い方について、英語とイラストで説明されています。今ではめずらしくもなんともありませんが、かつては箸を使って食事をすると いうのは、西洋から来た旅行者にはかなり珍しいことだったのだと想像できます。かつての文化ギャップの現場に出くわした気分でした。

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「はしのつかいかた」。うーむ、そのままですね。

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なになに、「スティックを右手の親指と人差し指の間に置きつつ、第三の指すなわち薬指に横たえる事。」。第三の指って、薬指のことですね。

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「第二のスティックを親指と人差し指の間にある第一のスティックの上に置け。そして第二の指すなわち中指にそれを横たえ、先端同士を合わせるようにすべし。」

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「持ち上げたる中指にて上段のスティックを上げ下げせよ。」

・・・なるほど。確かに理に叶った解説ですな。私も実際に訳しながらやってみたのですが、ちゃんと正しく動作しました。最初は第二、第三の指が それぞれ人差し指、中指かと勘違いしていたので、なんだかトンデモナイ持ち方になってしまって焦ったのですが、ちゃんと訳すとちゃんとしておりました。や れやれ。

しかし、これだけ丁寧に解説されても初心者はかなり手こずるでしょうな。食事前のちょっとした時間つぶしに面白いとは思いますけど、香港のレス トランってどこもやたら早く料理が出てきたりするので、使い方を理解しないうちに食事スタート > 箸で料理がつかめない > イライラ > 大爆発 な んてことになりやしないか、他人事ながら心配してしまいました。

Nobu
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nobu

タカハシです。
主に香港、中国華南向けの貿易業を営みつつ、キャラクターグッズの企画生産を業務の柱としています。趣味はiPhoneと香港旅行案内。

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