知人の会社で企画されたセミナーにお招きを頂きまして、参加してきました。私も1本プレゼンを披露させてもらって、刺激の多い、実りのあるセミナーとなりました。

セミナーのメニューの中に、Twitterをビジネスで活用する方法、というものがありまして、実際にTwitterを使いながら顧客誘導につなげることを実践している方(本職はWEBプロデューサ)によるお話でした。

おそらく、今現在はこのような試みがそこら中で行われていることと思いますが、今回のセミナーでは実際に成功している例、が聞けたのが収穫でした。あるフランチャイザーさんの話なのですが、自分のところで取り扱う商品が、好きで好きでたまらない、という方がいまして、商品を仕入れるたびに感謝感激の気持ちをTwitterに書いていたのだそうです。そうしているうちに、大勢の人がその方に興味を持つようになって、そしてお客様が増えていったのだそうです。

まさにパーソナルブランディングメディアとしてのTwitterを活用した成功例ですね。インターネットの普及で「中の人」までダイレクトにコミュニケーションが図れるようになって久しいですが、手軽に利用出来るTwitterがそれを加速した、という感じです。こうしたことも、知識としては知っていたのですが、実際に身近な人が(間接的とは言え)成功しているのを聞くと、リアルに自分の知識として取り込まれていく気がします。

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今回のセミナーでは冒頭からTwitterの利用法について説明が始まったのですが、「これがTwitterだ!」みたいな、大前提の話から入ってもらいたかったな、というのが正直な感想でした。

いくらTwitterがメジャーになってきたとは言え、まだまだ知らない人も多いはず。一応使ってはいるけど、本当にこれでいいのかしら、って恐る恐る使っている人もいるかもしんない。もちろん、ヘビーユーザもたくさんいます。セミナーでは、まず共通認識として今から◯◯を学びますよ、という宣言があったほうがいいと思うんですよね。いきなり操作画面とか、タイムラインとかを見せても、なんか、ようわからん、っていう印象を与えちゃうんじゃないかな。

冒頭にTwitterのロゴ、代表的な操作画面、みたいなのをシンプルに提示し、これがTwitterだぜ!的な印象を植えつけておいたほうがいいと思いますね。「こないだ話で聞いたTwitterってなんだっけ?」って思い出すときに、辿り着くべききっかけ、みたいな。


てなことを考えていると、資料作りにいくら時間があっても足らなくなるんですよね・・・。

Nobu