比較的問い合わせが多い、3HKのHSDPA Broadband Access Rechargeable SIM Card(以下、3HK-HSDPA-SIM)について、改めて設定についてまとめてみることにしました。先日香港に行った際に、実際に新品を購入して手順を確認しています。ここでは、iPhone3GSを使って開通するまでを解説します。

1.SIMカードをセットする
iPhone本体からSIMカードを取り出し、購入した3HK-HSDPA-SIMを装着します。

setsim


写真ではクリップを”取り出し穴”に突っ込んでカードトレイを取り出していますが、ちゃんと純正の器具もありますからね。なくすとイヤなのでクリップを使っているんですよ。

※注意:
トレイを取り出す際に、iPhone本体を縦にしていると、まれにSIMカードが本体内部に落ちてしまい、カードが取り出せなくなる恐れがあります。必ず本体を寝かせた状態でトレイを取り出すようにしましょう。

なお、トレイやカードの装着状態が緩いと思われる場合、例えば、衝撃などでSIMカードが時々認識されなくなる場合は、日本で購入した製品ならAppleショップへ行けば交換の対象となるはずです。


2.APNの設定
3HK-HSDPA-SIMをセットすると、自動的に認識され、APNが設定されます。しかし、この状態ではiPhoneなどの携帯電話機では通信ができません。このため、APNを設定しなおす必要があります。

setting


iPhoneメニューの「設定」より、「一般」「ネットワーク」「パケット接続」を選びます。ちなみに、Softbankの黒SIMを装着している状態ですと、パケット接続の項目は表示されません。ここに記載されているAPN(最上段のものだけでOK)を、ipc.three.com.hk に変更します。最初のmobile をipc に変えるだけですね。


3.自動的にアクティベーションが完了する
この状態でしばらく待つと、やがてSMSが飛んできます。

reply

1つめ、2つめのフキダシには、
「アクティベーションに成功しました。電話番号は********、残高が90HKD、有効期限は2010年10月8日の23時59分、チェックディジットは*、パスワードは******。」と繁体中国語と英語で書かれています。

3つめのフキダシには、
「サービス対応電話1753175およびSMSは、現在中国語に設定されています。もし英語にしたければ##107*2#を押してください。」と書いてあります。

4つめ、5つめのフキダシには
「安心してモバイルネットサーフィンを楽しんでいただけるよう、データ通信は日額28HKDで無制限に接続していただけます。また、月額では298HKDを超えて課金されることはありません。」というような意味の内容ですね。

これで心置きなくiPhoneで3G接続ができるようになりました。ちなみに、ここで言うところの「日額」とは、00:00から23:59までのこと。つまり、朝早く接続を開始したほうがオトクだということ。「月額」は月内の同日から翌月の前日まで。ちなみに、28,29,30,31日に使用を開始すると、どの場合でも翌月の27日までとなります。

また、「有効期限」は、残高をチャージするとその場で180日延期されます。


4.設定を英語にしてみましょう
この辺りは好みなのですが、サービス設定の言語を英語に変更しておくことにします。上記のアクティベーションSMSの中にもその設定方法が書いてりましたので、その通りにやってみます。

changelng


##107*2#とダイヤルするだけです。すると設定完了のSMSが飛んできます。なんでこんなことをするのかと言いますと、例えば残高照会などをするときに、サービスデスクに電話を掛けるか(自動応対)、SMSを飛ばして返信してもらうか、どちらかを行うんですね。これも私の個人的な事なんですが、SMSはまだ中国語でもなんとか読める(というか推測する)んですけど電話応対だともうダメ。まだ英語の方がマシだろう、というレベルなんです。


5.残高照会をしてみましょう
最後に、残高照会の方法をおさらいしておきます。ここでは空SMSを飛ばして返信して貰う方法を取り上げます。

inquiry


こちらも極めて簡単。503175に空SMSを送ると、このSIMの電話番号、残高、有効期限、パスワードなどが送られてきます。なお、iPhoneでは完全に空のSMSを送ることができないので、スペースやなんでもいいので1文字を入力する必要があります。

いかがでしたでしょうか。このように簡単便利な3HK-HSDPA-SIMですが、iPhoneと組み合わせるとより一層活用することができます。

Nobu