Googleが中国からの撤退をアナウンスしました。当局からの検閲指導に反対の姿勢を崩すことなく、中国国内からのアクセスを香港に転送するということにしたようです。

さっそく中国国内でGoogle.cnに繋がりにくいという状態になっているようですね。HKのサイトに自動転送されるようになっているらしいですけど、そこで海外サイト接続への規制にかかっているのだとか。

中国でネットを利用したことのある人にはよく知られているのですが、Youtube、Twitter、Facebookなどのサービスは、中国国内では利用することができません。その代わり、国産の各種サービスがいろいろと発達しているようでして、動画視聴サイトなどに行くと日本のドラマがほぼリアルタイムで見られるようになっていたりします(超便利!! だけどこれ違法じゃない?!)。

Twitterなんかも、別のサービスを経由することによって投稿ができたりするようなので、まあ穴があるといえばあるのですけど、それよりもポピュラーなのがProxyを経由してしまうこと。中国のネットユーザーはこの辺りのリテラシーが異様に高いようです。たしかふるまいさんのツイートで見ました。

さて、私のように中国を行き来するビジネスマンにとって気がかりなのは、Googleの便利なサービスが中国出張で使えなくなるかどうか、ということ。私はGmailを常用しているために、これが使えなくなってしまうと非常に困ります。また、Google Reader も常用中なのですよ。


現在のところ(3月18日の時点で)、GmailもGoogle Reader も、普通に使えております。とりあえずは安心といったところか。でも、今後どうなるかは依然不安です。

このとき、私が宿泊したホテルでは、なんとTwitterもYoutubeもつなげることができました。ちょっとありえないです。試しに仕事先のオフィスで両サイトにアクセスしてみると、やっぱりつながらない。このホテル、多くの外国人旅行者が利用している(5星ですよ!)のですが、これらのゲストのために、ホテルがProxy経由で接続できるようにしているのかもしれません。これもまたひとつのサービスといったところでしょうか。しかし大丈夫なんですかねえ。

それにしても、中国政府 VS Google という、統制と解放の両立役者が一大激突しているその最中に、現場でその空気を体験できたというのは結構貴重なことだったかもしれませんね。

Nobu