iPhone片手に香港・中国を飛び回れ!

iPhone、Macintosh、海外携帯電話をフル活用しながら香港・中国を飛び回る私nobuが送るレポートブログ。日本と外国を行き来しながら、どうやってiPhoneを有効に、かつ愉快に活用できるかを日々考えています。

2012年01月

one2free のプリペイドSIMで快適iPad3G一週間

今回、たまには違うプリペイドSIMも試してみようと思って、one2freeのものを買ってみました。

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もちろんマイクロSIMです

香港国際空港の1010ショップで、店の人に「3Gデータ通信ができて国際電話もできるヤツをくれ!」って言ったらこれが出てきました。なお、このとき、この店でHK版のiPhone4Sも売っておりまして、市中で買うより数%だけ割高でしたが、どこもほとんど品切れのために、多少の割高でも買っていく人が多いそうです。このときは32GBの白だけが売られてました。
 
毎度のことながら、新しいSIMカードを使い始めるときはアクティベーションのやりかたを探るとこから始まります。説明書を読みますと、データ通信使い放題が1時間、24時間、7日間単位でありまして、それぞれに指定の番号をダイヤルすると使えるようになるみたいです。とりあえずSIMカードをiPhone4(香港版)に突っ込んで、7日間使い放題の番号をダイヤルしたら、なんかよくわからないですけど使えるようになりました。開通の儀式とか、そういうのは必要ないみたいです。

で、この「使えるようになった」SIMをiPad3Gにインストールしまして、晴れて快適iPad生活がやってきたというわけです。ふと思い立ったときにsafariで調べ物をしたり、街中でmapアプリを使って道順を確認したり(なお、香港ではGPSがあまり役に立たないのでナビ的な用途にはちょっと不向きです)と、生まれて初めてiPadを買って良かったと思いました。後は行き帰りの機内でアニメを見たりとか。

滞在していたホテルはブロードバンド接続が有料のため、このSIMカードをポケットWiFiに入れて使っていました。なお、このとき、マイクロSIMをミニSIMサイズにするためのゲタを履かせる必要があります。

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3HKのマイクロSIMによる例

 one2freeのマイクロSIMはミニサイズ用のゲタが付属していなかったので、3HKで使っていたものを流用しました。これでポケットWiFiにも装着できるようになります。

さて、このようにして快適便利にiPadライフを送っていたのですが、実はもっと快適に使えるということに気が付きました。3HKのときはSIMを交換するたびにAPNの設定を行う必要があったのですが、one2freeのそれは、APNの設定が不要でした。カードを入れればすぐに使える、ということです。また、iPadでは電話番号が入力できないために、最初の使い放題プランを設定するのにiPhone4に差して行う必要があるものとばかり思っていましたが、safariを開くと自動的に(使い放題プランが切れていても)one2freeの設定ページに飛ばされて、そこで残高の確認や使い放題プランの設定もできるようになっておりました。

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使い放題プランが切れると、自動的にこの画面に飛ばされる

 なので本来だったらSIMカードを買ってそのままiPadにインストールすれば、safariを使ってすぐにデータプランの設定ができるようになる、ということの様です。こいつは便利だなぁー。

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とまあ、非常に頼もしいSIMカードなのでした。次からはコイツをメインにしてもいいかもしれん。通話についてはまだ試していないので、次回はその辺りをチェックしてみます。

nobu

3HKのプリペイドSIMカード(HSDPA Broadband Access Rechargeable SIM)の今

以前から度々香港のプリペイドSIMカード、3HKのHSDPA Broadband Access Rechargeable SIM について取り上げてきました。

HSDPA Broadband Access Rechargeable SIM Card を購入するには

なにせお手軽で安く3Gデータアクセスができるとあって、私は香港に来るたびにプリペイドのバウチャーを買っては残高を増やして使っていたのです。日本円にして300円程度で、一日定額の無線データアクセスができます。100HKDのバウチャーを使えば1回の滞在で十分事足ります。

今回の滞在では、ちょうどこれまでの残高が切れてしまったので、新しいのを1枚買ってみました。私のこのSIMの電話番号を誰かに伝えていたわけではなく、ただデータ通信にのみ使っていましたので、番号が変わってしまっても全く問題有りません。さて、新しいソレを買ってみて幾つか新発見がありました。それは、

・マイクロサイズとして使用できるよう、切り込みが入れてある。
・近所の7-11に売っていた。

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今やSIMカードは従来のサイズ(ミニサイズ)とマイクロサイズの両方に対応していると聞いたことはあったのですが、こういうことだったんですね。最初からマイクロサイズの切り込みが入っていて、指で押し出すと取り出せるようになります。なお、一旦取り外したものを再び元に戻してもピッチリハマりますので、私はiPhone4(マイクロサイズSIM)とイーモバのポケットWiFI(ミニサイズSIM)の両方で使っていました。ただし、同じようにしてiPhone3G、3GS(共にミニサイズSIM)で使うのは避けたほうが良いでしょう。何かの拍子に外れてしまったら取り出せなくなってしまいます。

このマイクロサイズSIMがあればiPhone4でプリペイドデータ通信が利用できるようになりました。これまでは移動中はイーモバのポケットWiFi(D25HW)を使っていたのですが、D25の電池消耗が異常に早く一日も持たないために、非常に不便だったんですね。これがハンドセット直挿しで使えるとなれば、電池消耗をそれほど気にせず(少なくとも1日分は)使えるのでずいぶんと助かります。あとちょっとした想定外が、国際電話もちゃんとできるんです。以前は使おうとして結局ダメだったような気がしていてあきらめていたのです。なのでiPhone4だけでデータ通信、国際電話がプリペイドで使えるようになりました。もう本当に、日本で使っているのと変わらないです。

なお、現在メイン機として使っている4Sはソフトバンクモデルなので、海外のSIMカードを使うことはできません。海外にいるときは、日本からの着信受けのみに使っています。

ということで、これまでの海外滞在時の持参デバイスは、
・iPhone4Sソフバン(日本からの着信受け、WiFiを使ってデータ通信)
・iPhone3G香港(香港/中国のダブルナンバーSIM)
・ポケットWiFi

だったのが、今後は、
・iPhone4Sソフバン(日本からの着信受け)
・iPhone4香港(香港番号、3Gデータ通信)
・iPhone3G香港(香港/中国のダブルナンバーSIM)

と、なりました。うーん、別に荷物が減るわけじゃないんだなぁ… 3Gは4のプリペイドSIMの具合によっては補欠に回せるかもしれません。なにせ、3GのダブルナンバーSIMは香港の取引会社に頼んでポストペイド(月額契約)にしてあるので、残高がなくなって電話ができねぇ!ってことが無いのが利点なのです。ただ、この辺りは検討の余地ありですね。

一つ残念だったのが、やはりテザリングには対応していなかったということ。これは是非対応していただきたいです。 香港のホテルはブロードバンドアクセスが無料じゃないところも結構有りまして、これが意外と安くないんですね。今回滞在したBPインターナショナルもそうでした。なのでホテルにいる間は、このSIMカードをもともとあったミニサイズのプラスチック枠に嵌めこんで、ポケットWiFiに入れて使っていました。テザリングができればこの手間もかかりません。

あと、ちょっと以外だったのですけど、ホテル前の7-11でフツーに購入できたこと。以前はコンビニはおろか市内の3HKショップでも買えませんでした。先達広場で探すか、一番確実なのは空港のショップだったのですけど、それが街中のコンビニで買えるなんてねぇ… 便利になったもんです。

今週末に再び香港に行ってきますので、更なる使い勝手の検証を行なってきます。というか、実は帰りの空港でone2freeのプリペイドカードも買ってみたので、今度はこっちを使ってみようかとも思っています。

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タカハシです。
主に香港、中国華南向けの貿易業を営みつつ、キャラクターグッズの企画生産を業務の柱としています。趣味はiPhoneと香港旅行案内。

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