iPhone片手に香港・中国を飛び回れ!

iPhone、Macintosh、海外携帯電話をフル活用しながら香港・中国を飛び回る私nobuが送るレポートブログ。日本と外国を行き来しながら、どうやってiPhoneを有効に、かつ愉快に活用できるかを日々考えています。

2011年10月

iPhone4Sのカバーには気をつけろ!

iPhone4Sは、4と比べて外見上の変化はほとんどありません。これは3Gから3GSへのモデルチェンジのときと同様に、内面のみのブラッシュアップで、いわばマイナーチェンジのような位置付けであるということの証左でもあるのでしょう。

なのですけど、実は微妙に変更が加えられている所があります。それが、ミュートスイッチ、および、音量ボタンの位置。4のCDMA2000版がリリースとなったときに、同様の修正が加えられていると聞きますが、もしかしたらそちらに揃えられたということなのでしょうか。件のアンテナ不感症問題で取られた対策によって、構造上仕方なく変更されたということなのかな。

とにかく、ユーザにしてみればちょっとした問題です。一見、4と4Sはほとんど外見に違いが無いため、4のときに使っていたカバーなどがそのまま流用できるのでは、と思いがちです。しかし、上記のようにミュートスイッチなどの位置が微妙に変更されているため、この辺りに不都合が出てしまうんですね。

cover_4
 cover_4s

はい、この通りです。ちなみに、上記4の写真は4Sで撮影して、4Sのは4で撮影しているのですが、同じ条件下で撮影しているにも関わらず4Sの方がホワイトバランスが整って見えます。うーん、素晴らしい。

さて、昨日私は、せっかくiPhoneを新調するのだから、バッテリージャケットも購入してやろうと思いたち、3Gの頃から愛用している mophie Juice Pack  をAmazonで購入しました。今はairとplusの二種類があるみたいで、容量の差とそれに伴う外見の違いがあるようです。私は迷わず大容量タウリン2000mg、じゃなかった、2000mAhのplusをチョイス。4と4Sではミュートスイッチの位置が変わっていると聞いていたので、その辺りは大丈夫かと慎重にWEBサイトをチェックしてみたら、ちゃんと「4Sもイケるぜ!」と記述があったので、安心して購入したのでした。

mophie
ちゃんと4Sって書いてあるヨ!

なお、mophieのWEBには単価がUSD99.00と記載されています。2011年10月27日現在、日本円で7,500円くらいですね。日本Amazonで価格を見てみると、本体の色によって値段が違っていました。最も高いのが紫色で8,210円、安いのが黄色で6,270円(共にAmazonプライムで購入できるのが条件)。で、私は2番目に安いピンク色(マゼンダ)を買いました。6,490円。でも本当は一番安いものを買ったつもりだったんだけど、黄色を見落としていたみたい… ちょっとショック。

で、早速今日届いたばかりの4Sに装着してみました! それがこの通りです!

jpp_4
jpp_4s
え、えーっと… (;´Д`)

ちょ、コレどういうことだよ?! 4Sでも使えるんじゃないかったのかッ?!

  • mophie juice pack plus installed into iPhone 4S, what's happened??????????

英語圏の皆様にも検索で拾って頂けるよう、 やや強調してみました。うーむ、こりゃ問題ですぞ! 確かAppleのオンラインショップにもmophieって載っていたはずだから、そこにはちゃんと注意書きがあるのか?と思ってみてみたら、airの方しか載っていませんでした(こっちは問題無いのかな?)。plusはオフィシャルには認められていないみたい。むぅ…

冷静になって考えてみますと、こりゃ私の早とちりだったわい、急いで買っちゃったのが悪かったよ、と納得してみようかと試みたのですが、でも実際にハメてみないとわかんないですよね、コレ? うーん、やっぱり俺が悪いんじゃない、mophieの表記に問題があるんじゃないのかッ?

とまあ怒ってみせても仕方が無いので、とりあえずこのまま使って見ることにします。穴の位置がずれているとは言え、一応問題無く使えますからね。音量ボタンもちゃんと動作します。願わくば、この記事が多くの方の目に留まって、「mophie超クール!4S手に入ったら絶対に買うぜ!」って思っている人へのご注意となれば幸いでございます。

nobu 

フォトストリームのトラブル

先頃ついにサービスインしたiCloudの目玉機能、フォトストリームですが、超便利に使っております。渡しの場合、iPhoneで撮影した写真をMacBookAirなどの母艦で加工してメールで送る、という作業が多いのですが、これまではいちいちケーブルを接続して、iPhotoを立ち上げるという手順を踏んでおりました。フォトストリームを利用すると、この、ケーブルを接続する、という手間が省けます。これが結構楽チンなのです。

ところが、使っていると時々写真が正しく同期されない、という事があります。iPhoneで撮影した写真が、MacBookAirに入っているApertureのフォトストリームフォルダに入ってこないのです。 

これはちょっといただけません。イメージとしてはiPhoneでバンバン写真を撮って、そのそばからMacでその写真をチェックする、ということがやりたいのに、こんな所で躓いてしまっては全くクールじゃない。

Google先生に尋ねてみると、どうやら同様に困っている人がいるらしいです。一応、AppleのFAQもあたって見ましたが、どれも根本的な解決方法にアプローチしているものではありません。

とりあえずの解決策としては、

システム環境設定 > iCould

から、フォトストリームのチェックを 外す→入れなおす  という操作をすれば、Apertureのフォトストリームの内容がリセットされ、改めてiCloudに保存された写真がダウンロードされてきます。今回のケースでは、iPhoneで撮影された写真は、とりあえずiCloudにはアップロードされているようなのです。それが、MBAのApertureが更新していなかっただけのようなのです。別のデバイスでフォトストリームをチェックすると、そちらは正しく写真が更新されていた、ということが確認されていましたので。

フォトストリームをやり直すと写真が重複されてダウンロードされるのでは、という心配はありません。フォトストリームからダウンロードされた写真は「(日付)のフォトストリーム」 というフォルダに自動保存されるのですが、重複する写真は保存しないように処理されています。

これはまあ、アップデートで対処されるのを待つしかなさそうですね。便利なサービスなので、是非さらなるブラッシュアップを期待します。 

nobu

またCS3でバグを発見してしまった…

今更ながら、CS3のバグ出しに精を出しております(泣)。

PhotoshopCS3でクリッピングパスを埋め込んだ
EPS画像を作成しました。こいつをIllustratorに配置して使用するのですが、配置したときに、クリッピングパスの形状で画像が切り抜かれて表示されるようにしたつもりです。

なお、EPS画像の保存オプションは、

・プレビュー:Macintosh (JPEG)
・エンコーディング:JPEG 最高画質(低圧縮率)
・以下のチェックボックスは全てOFF

です。 

この状態でEPS画像をIllustratorにリンク配置すると、どういうわけか画面上のプレビュー画像が著しく崩れて表示されます。

  yasu 

安めぐみさんの背後に、おかしな白い模様が発生しております。背景が白いのでわかりづらいですが、切り抜いた楕円の周りにも、影のような模様が出ております。EPS画像なのでプレビュー上で画像が崩れているだけで、本来の絵は正しく配置されていると思われます。その理由として、画像を「埋め込み」にすると、正しく表示されるからです。

試行錯誤した結果、PhotoshopでEPS保存をするときのオプションで、プレビューをMacintosh JPEGにしていたのがNGだったと判明しました。試しにこれを8bitにして保存をすると、Illustrator上でも正しく表示されます。はい、立派なバクですね。

こちらの掲示板にも、同様のやり取りがあるのを見つけました。やっぱり、CS3のバグのようです。 

 Illustrator DTP PC よろず掲示板
 
対処策としては、上記にあるようにEPSプレビューをJPEG以外、例えば8bitなどに設定する、ということなのですが、せっかくJPEGでフルカラープレビューができるのにそれが使えないなんて至極残念。しかも私のCS3は先日のエントリの通りアップデートパッチを当てた最新版(といって最終更新は2008年なのですけどね)であるため、こいつがフィックスされていないとなると、CS3を使っている限りは永久にJPEGプレビューが使えないことになってしまう… 別のマシンにインストールされているCS5.5で同様の操作をしてみたところ、ちゃんとJPEGプレビューができるようになっておりました。恐らく、CS4になるタイミングか、それ以降で対処されたのでしょう。うう… 

色々と調べているうち、どうもEPSの扱いにはいろいろとトラブルが多いようだということが分かって来ました。長く入稿用版下で使用するデータのスタンダードとして使われてきたため、FAQも非常に充実しているのですが、その多くが、EPSでクリッピング処理(つまり、背景から対象画像を「抜く」)するにはどうしたらよいか、という内容でした。やっぱりみんな困っているんだねぇ。

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不具合が次期新商品でのみ対処されている、というのは、旧製品ユーザにしてみればアタマにくる話ですよね。テメェの不始末を処理するのに、新しい製品を買えだァ?! うん、多分怒っていいと思う。しかもただでさえ高額なアプリケーションですからね。最後まで責任をもってサポートしていただきたいですよ!

しかしその反面、メーカの立場として考えてみると、こうしたことも理解出来ないわけではないのですよ。私も製品を提供するメーカとしての立場で仕事をしているということもありますけど、いくらなんでも無期限にバグフィックスをする責任を追うのは不可能です。世の中のユーザの期待に答えるべく、便利でイカす新機能をどんどん提供するのはメーカの使命でありまして、新製品を出すのはユーザの望むところなのです! だから旧製品をいつまでもメンテするわけにはいかんのですよ! それはつまりコストアップにつながり、ひいてはユーザのコスト負担にかかってきてしまうのです! そんなことは絶対にさせません!

とまあ、あくまでもユーザ本位でやっているんだよ、と言うでしょうね。私ならきっとそう言う。例えばMicrosoftが今でも95のバグフィックスを続けていたとしたら、神対応!ということになるかもしれませんけど、やっぱりナンセンスですよね。そんなところに労力とコストを掛けるんだったら、次期製品のクオリティを上げておくれ、と言いたくなります。もしかしたら未だに95を大切に使っているユーザの方もいらっしゃるかもしれませんが、やっぱり全てをフォローアップするのは無理ってもんです。ホンダが今でもNSX(2005年に生産終了)のリフレッシュプランを続けていますけど、こりゃかなり特殊な例かもしれませんな。任天堂に破損した初代ゲームボーイとか送ったら、直してくれるのかしら?

取り留めがなくなってきたので、そろそろ結論です。

・古い資産はある程度の所で見切って、 未来に向けて投資する。まともな経営者なら、そうするはず。
・古い資産をいつまでも細く長くメンテしていると、神と呼ばれる、かも。

nobu

Adobe Creative Suite 3 をMacOSX Lion で使う

Adobe Creative Suite 5.5を導入しました。のですが、デザイン業務担当の弟のマシン2台に入れてしまったため、私は使うことができません。
 
5.5はアップグレード版です。今まではCS3(これもAi10からのアップグレード)を使っておりました。5.5を弟の2台に入れたら、CS3のインストール枠が空いちゃったので、私のMBAに入れてみました。
 
私のMBAは最初からLionが入っています。古いアプリケーションの中にはLionで問題が発生すると度々報じられてきましたが、CS3は問題無くインストールできました。それからしばらくはちゃんと使えていたのですが、最近になって問題が発生しました。なんとか問題はクリアできましたので、その時の記録を備忘録として記しておきます。

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1.印刷をしようとするとオチる
そのままです。回答はAdobeのサポートサイトにありました。すでにあるプリンタプロファイル(?)フォルダを削除せよ、との事です。詳細はこちら。
http://kb2.adobe.com/jp/cps/913/cpsid_91334.html

2.Illustratorの書類に画像をリンクで配置すると、ファイルサイズが異様に大きくなる
書類を作成していて気づいたのですが、本来画像のリンク配置はAi書類のファイルサイズが大きくならないために行うのが主目的のはず。なのに、ファイルサイズが異常に大きくなっている。300kb程度の画像を真っさらなAi書類にリンクさせて保存すると、どういうわけかAiファイルが2MBくらいに膨らんじゃうのです。こりゃおかしい。

この問題は、次のトラブルを解決したら無くなりました。

3.Illustratorのアップデートができない
今回最も深刻だったのがこちら。Illustratorをアップデートしようとすると、

「PowerPC アプリケーションは現在サポートされていないため、アプリケーション bspatch を開けません。 」

という警告が出てしまい、処理がそこで止まってしまいます。Adobeのサイトからアップデータファイルをダウンロードし、直接アップデート処理を行なっても、同様の理由で処理が止められてしまいます。こりゃあ、最新版を買えよ、というAdobeからの無言の圧力か?!と思って諦めかけていたのですが(ヤフオクをチェックしてみたりもしました) 、解決の糸口を見つけました。それが、こちらのサイト。

https://discussions.apple.com/thread/3221850?start=0&tstart=0

Apple.com のディスカッションフォーラムからの記事です。ここでセルジオという人が紹介している方法で、アップデートが可能となりました。

アップデートをする前は13.0.1 でして、Adobeには13.0.2と13.0.3のアップデータが用意されています。一足とびに.3を当てることはできず、.2から1つずつアップデートをする必要があります。上記のセルジオメソッドは、アップデート処理ごとに必要なので、今回は2回行う必要がありました。ちょっとした手間でしたが、なんとかアップデートを完了することができました。

するとどうでしょう、上記の問題2.もちゃんと解決しているじゃありませんか。Ai書類に画像をリンクして保存しても、無闇矢鱈とファイルサイズが大きくなることも無くなりました。これでスッキリしました。めでたしめでたし。

nobu 
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nobu

タカハシです。
主に香港、中国華南向けの貿易業を営みつつ、キャラクターグッズの企画生産を業務の柱としています。趣味はiPhoneと香港旅行案内。

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