去年の9月にパスポートを更新しました。本当は更新期限まであと2年くらいあったのですけど、スタンプを押すページが一杯になってしまってやむを得ず、です。香港と中国を行き来していると、あっという間にスタンプが増えます。すでにページを増補していたのですが、それでも足りませんでした。
パスポートを更新した直後に、APECビジネストラベルカード、通称ABTCの申し込みも行ないました。これはAPEC(アジア太平洋経済協力閣僚会議)に参加する環太平洋諸国間での経済発展を目的とした、国際ビジネスを行う会社、ビジネスマンに向けての優遇措置の一つです。このカードを持っていますと、
・ビザ免除、ビザなし滞在期間の延長
・入出国審査での特別レーンの利用が可能
と、なります。日本人であれば大抵のアジア諸国ではビザなしで2週間程度の渡航ができるため、一つ目についてはそんなに大きなメリットは感じませんが、二つ目の特別レーンは超強力です。私もこれが利用したいがためにABTCの申請を行ないました。
香港、中国を行き来する方にはおなじみですが、入出国審査はいつもめちゃめちゃ混んでいます。ピーク時であれば1時間以上列に並ぶことも珍しくありません。体力も消耗するし、できればさっさと通過してしまいたいところです。こうした国境では、ABTC所有者が利用出来る特別レーンを用意してあるところもあり、殆どの場合人が並んでいません。なのであっという間に国境を通過することができます。
さて、そんな便利なカードなので、香港や中国に旅行に行く人は誰でも欲しいと思うでしょう。とはいえ、誰でも取得できるわけではありません。
詳しくは外務省のサイトに記されていますが、簡単にまとめますと、
・APEC職員や関係者
・年間の海外取引が1億円以上の企業に所属する者
・年間の海外投資が5千万円を超える者
となります。香港で5千万円の口座を作ればOK、なのでしょうか。私の場合は家業で貿易をやっており、年間取引額で上記2番目の条件を満たしていますので、問題が無いと判断しました。
ダウンロードした申請書類に必要事項を記入し、会社の登記簿謄本、決算書や顔写真、それに印紙を同封して指定の住所に郵送します。この必要書類ってのが曲者で、「業務を明らかにする資料」などと指定されていたりします。ウチみたいに小さなところだと会社案内のパンフレットがあるわけでもなし、仕方が無いので簡単な資料を作成してみたりと、本当にこれで大丈夫かな、一抹の不安を抱えながらの申請となりました。
9月に申請をしまして、
待つこと
待つこと
待つこと
(途中その存在をすっかり忘れたりもしながら)
待つこと7ヶ月近く。
ふと「そういえばABTCの申請ってどうなったんだろう?」思い立って、連絡先にある外務省の担当部署にメールで聞いてみました。
そしたら、
「おたくの申請はちゃんと通っているよ。後はインドネシアの認可が下りるのを待つだけだ。なんならインドネシア抜きでカードを発行するが、どうだい?」
って返事が返って来ました。なんだ、それならそうと連絡をくれれば良かったのに。申請書を提出してからこのメールまで、本ッッッッッッッ当になーーーーーんにも連絡が無かったんですYO!
まあ一応申請時には「最初の連絡が行くのはたぶん半年後だからね」っていう文言を読んでいたのである程度は覚悟をしていたのですが、それにしても長く待たされました。
そんなわけでインドネシアさんがOKと言ってくれるのを待っている状態です。早くABTCをゲットして、涼しい顔をして優先レーンを軽やかに通り抜けてゆく日を夢見て。
Nobu
パスポートを更新した直後に、APECビジネストラベルカード、通称ABTCの申し込みも行ないました。これはAPEC(アジア太平洋経済協力閣僚会議)に参加する環太平洋諸国間での経済発展を目的とした、国際ビジネスを行う会社、ビジネスマンに向けての優遇措置の一つです。このカードを持っていますと、
・ビザ免除、ビザなし滞在期間の延長
・入出国審査での特別レーンの利用が可能
と、なります。日本人であれば大抵のアジア諸国ではビザなしで2週間程度の渡航ができるため、一つ目についてはそんなに大きなメリットは感じませんが、二つ目の特別レーンは超強力です。私もこれが利用したいがためにABTCの申請を行ないました。
香港、中国を行き来する方にはおなじみですが、入出国審査はいつもめちゃめちゃ混んでいます。ピーク時であれば1時間以上列に並ぶことも珍しくありません。体力も消耗するし、できればさっさと通過してしまいたいところです。こうした国境では、ABTC所有者が利用出来る特別レーンを用意してあるところもあり、殆どの場合人が並んでいません。なのであっという間に国境を通過することができます。
さて、そんな便利なカードなので、香港や中国に旅行に行く人は誰でも欲しいと思うでしょう。とはいえ、誰でも取得できるわけではありません。
詳しくは外務省のサイトに記されていますが、簡単にまとめますと、
・APEC職員や関係者
・年間の海外取引が1億円以上の企業に所属する者
・年間の海外投資が5千万円を超える者
となります。香港で5千万円の口座を作ればOK、なのでしょうか。私の場合は家業で貿易をやっており、年間取引額で上記2番目の条件を満たしていますので、問題が無いと判断しました。
ダウンロードした申請書類に必要事項を記入し、会社の登記簿謄本、決算書や顔写真、それに印紙を同封して指定の住所に郵送します。この必要書類ってのが曲者で、「業務を明らかにする資料」などと指定されていたりします。ウチみたいに小さなところだと会社案内のパンフレットがあるわけでもなし、仕方が無いので簡単な資料を作成してみたりと、本当にこれで大丈夫かな、一抹の不安を抱えながらの申請となりました。
9月に申請をしまして、
待つこと
待つこと
待つこと
(途中その存在をすっかり忘れたりもしながら)
待つこと7ヶ月近く。
ふと「そういえばABTCの申請ってどうなったんだろう?」思い立って、連絡先にある外務省の担当部署にメールで聞いてみました。
そしたら、
「おたくの申請はちゃんと通っているよ。後はインドネシアの認可が下りるのを待つだけだ。なんならインドネシア抜きでカードを発行するが、どうだい?」
って返事が返って来ました。なんだ、それならそうと連絡をくれれば良かったのに。申請書を提出してからこのメールまで、本ッッッッッッッ当になーーーーーんにも連絡が無かったんですYO!
まあ一応申請時には「最初の連絡が行くのはたぶん半年後だからね」っていう文言を読んでいたのである程度は覚悟をしていたのですが、それにしても長く待たされました。
そんなわけでインドネシアさんがOKと言ってくれるのを待っている状態です。早くABTCをゲットして、涼しい顔をして優先レーンを軽やかに通り抜けてゆく日を夢見て。
Nobu