iPhone片手に香港・中国を飛び回れ!

iPhone、Macintosh、海外携帯電話をフル活用しながら香港・中国を飛び回る私nobuが送るレポートブログ。日本と外国を行き来しながら、どうやってiPhoneを有効に、かつ愉快に活用できるかを日々考えています。

2010年03月

香港iPhoneの修理

香港版のiPhoneを手に入れたはいいけど、いざ故障したときにどうしたらよいのか困っている、という方はいますでしょうか。私は幸運にもまだ一度もトラブルに見舞われたことはありませんが、私のブログにこうした質問が寄せられていましたので、一度調べてみることにしました。

基本的に、海外で購入したiPhoneを日本国内で修理保証してもらうことはできません。香港版のiPhoneなら、香港内で修理する必要があります。本体機器内に記されている固有のシリアル番号をチェックすれば、どこの国のものかわかるために、これをごまかして国内で修理しようとしてもダメみたいです。

ApplenのWEBサイトより、香港内のサービスプロバイダのリストを見つけました。

Authorized Service Provider

こちらを参考にして、持ち込んでみるのが良いみたいです。予約もできるようなので、香港に行く前に予約をしておくとよいでしょう。

なお、ご自身のiPhoneがまだ保証期間内かどうかは、こちらを使って調べることができます。

サービスと修理

シリアル番号が必要となりますが、調べ方も上記リンクの中にありますのでご安心を。ちなみに、SIMトレイにも書いてあります。

どなたかこのサービスを使って修理対応を受けた方、その一部始終をお知らせいただけると嬉しいです。





ちなみに、日本国内でも非オフィシャルな修理対応をしてくれるショップが、名古屋にあります。

iLab PC Factory

香港まで行けない方、保証期間が終わってしまった方などは、こちらにご相談されても良いでしょう。

Nobu

中国沿岸部での雇用事情

なんぞ、いきなり堅い話題ですみません。

先日の香港滞在中に読んだSouth China Morning Post の記事の中で、広東省の最低賃金が平均で21%も上昇した、という記事がありました。ここ数年、中国南部、及び沿岸部の賃金高騰が話題となってきたことは度々ありましたが、こうして改めて記事になるとこれはもう本物なのかなと思うのであります。

私のような輸入業者にとりまして、工場の生産コストが上がるのは業務に直接影響してきます。もちろん、安い方がいいに決まってる。でも、そこで住む人達の暮らしが便利になって、消費行動が活発になってくると、生活コストも上がってくる、そしてそれが賃金の上昇につながるというのは、その国の社会が成熟していくということを考えると避けられないことでしょう。かつての日本がそうであったように。

まあここまでは新聞紙上の、自分には比較的関係の遠い話だと思っていたのですが、香港人の友人と話していて、これが意外と身近な話題だということに気づいたのでした。

私の友人(中国人)は、中国は浙江省で工場をいくつも経営している、いわゆる大物なのですが、てか愛車はヘラーリだったりするのですが、そして香港に超高級マンソンなどを所有している、書き出すほどに絶望的な気分になってくる奴がいるのですが、彼の話によると現在浙江省では工場の工員が人手不足なのだそうで。人が集まらんのだそうですよ。理由としては、今の若い人達は工場で働くのを嫌がるだからなんだそうで。なんだかこんなところまで一昔前の日本に似ていたりするんだなぁ、と妙に感心しました。

さらに話は続きまして、今は猛烈な勢いで中国国内で道路インフラが発達しております。沿岸部の人件費が高いとは上にも書いたとおりですが、そうなるとそれまで中国の製品を使っていたクライアントは、安い製品を求めて大陸の奥へと工場を探しに行きます。高速道路がどんどんと奥までつながるようになると、そこに工場を作っても港までのアクセスが確保出来るようになるんですね。で、そうなると、今までは街(沿岸部)まで出稼ぎに行かなきゃならなかった人たちが、地元もしくは比較的近いところで仕事ができるようになってきた。そうなると、遠い街まで行く必要がなくなる。

さらにさらに、今まで工場なんてなかった地方に、道路ができて急に開発が進みだすと、そこの土地を持っていた(中国でそんなことがあるのかな?)人たちが、一気に土地成金になってしまった。そうなるともう働かなくても良くなってしまう、という人も少なからずいるらしいです。

で、私の友人は困っているわけです。残された手段は賃金を上げるしか無い。きっとかなり大勢の中国人経営者が、同じような悩みを抱えているんだと想像します。

てなことを、チムサーチュイに最近できた商業ビル、iSquareのイタリア料理店にて久しぶりの洋食を堪能しながら聞いたのでした。

Nobu

中国でGoogleが使えなくなる?!

Googleが中国からの撤退をアナウンスしました。当局からの検閲指導に反対の姿勢を崩すことなく、中国国内からのアクセスを香港に転送するということにしたようです。

さっそく中国国内でGoogle.cnに繋がりにくいという状態になっているようですね。HKのサイトに自動転送されるようになっているらしいですけど、そこで海外サイト接続への規制にかかっているのだとか。

中国でネットを利用したことのある人にはよく知られているのですが、Youtube、Twitter、Facebookなどのサービスは、中国国内では利用することができません。その代わり、国産の各種サービスがいろいろと発達しているようでして、動画視聴サイトなどに行くと日本のドラマがほぼリアルタイムで見られるようになっていたりします(超便利!! だけどこれ違法じゃない?!)。

Twitterなんかも、別のサービスを経由することによって投稿ができたりするようなので、まあ穴があるといえばあるのですけど、それよりもポピュラーなのがProxyを経由してしまうこと。中国のネットユーザーはこの辺りのリテラシーが異様に高いようです。たしかふるまいさんのツイートで見ました。

さて、私のように中国を行き来するビジネスマンにとって気がかりなのは、Googleの便利なサービスが中国出張で使えなくなるかどうか、ということ。私はGmailを常用しているために、これが使えなくなってしまうと非常に困ります。また、Google Reader も常用中なのですよ。


現在のところ(3月18日の時点で)、GmailもGoogle Reader も、普通に使えております。とりあえずは安心といったところか。でも、今後どうなるかは依然不安です。

このとき、私が宿泊したホテルでは、なんとTwitterもYoutubeもつなげることができました。ちょっとありえないです。試しに仕事先のオフィスで両サイトにアクセスしてみると、やっぱりつながらない。このホテル、多くの外国人旅行者が利用している(5星ですよ!)のですが、これらのゲストのために、ホテルがProxy経由で接続できるようにしているのかもしれません。これもまたひとつのサービスといったところでしょうか。しかし大丈夫なんですかねえ。

それにしても、中国政府 VS Google という、統制と解放の両立役者が一大激突しているその最中に、現場でその空気を体験できたというのは結構貴重なことだったかもしれませんね。

Nobu

香港で E-Mobile Pocket Wifi (D25HW) を試す

先日香港に行った際に、こちらの記事を参考に、手持ちのD25HWと 3HKのHSDPA Broadband Access Rechargeable SIM を使って常時接続にトライしてみました。

結論から言いますと、大成功です。iPhoneもMacBook Pro も、WiFi接続でネットに接続することができました。APNのスペルを入れ間違えてかなり悩んだのですが(小文字のiを入れ忘れていた。そんなんわかんねぇヨ!)、無事に接続できたときには思わずガッツポーズです。

実際に使ってみた感想。

1.WiFiが勝手に切断される

バッテリー節約対策なのかもしれませんが、WiFiコネクションが勝手に切れます。ちょっとさわらないと、すぐキレる。その都度、D25HW本体を操作してWiFiをつなげ直さなければならない。これが結構な手間。

iPhoneって、思いついたときにすぐ取り出して操作できるのが良いのであって、「接続する」ということを意識しなくてはならないというだけで、なんだか気分的にマイナスです。もちろん、設定で勝手にキレないようにすることができるんでしょうけど、そもそもデフォルトでそうなっているのも、ねぇ。


2.電池の持ちが心配

D25HWが、ものすごい勢いで電池を消費していきます。公称4時間だそうですけど、てか、使い切る前に上記の「勝手にキレる」のに頭に来てしまったので、そのまま無視して途中で使わなかったのです。だから使い切るまでは使っていないのですよ。

http://dekiru.impress.co.jp/contents/231/23102c.htm

こちらで実際に使ってみた様子が書かれていますね。そういえば、WiFiってのはBluetoothよりも電池の消費量が激しいと聞いた(読んだ)気がします。だったらBluetothモデムでもいいような気がするんですけどねえ。


3.やっぱり荷物が増えるのは抵抗がある

ポケットサイズとはいえ、持ち歩くデバイスが1個増えるのは心理的に好ましく無いです。「気をかけるべき物事」が1個でも増えるのは意外とストレスに感じてしまうもので、やっぱりiPhone1個だけで完結する方が良いに決まっています。


結論としましては、街中に溢れているWiFiスポットを使うのがベターだと思いました。D25HWは予備で持っている程度でいいかも。速度も結構遅いしね。PCCWのプリペイドなら24時間で20HKD、250円程度です。セブンイレブンとかでもプリペイドカードを売っているみたいなので、これもまた便利かも。

http://wireless.netvigator.com/eng/index.htm

これならエアポートエクスプレスの中でも使えるよ! 中国本土でもローミングができるみたい。次回チャレンジしてみまーす。

Nobu

3月の香港行き

今月2回目の香港行きでございます。今回の旅程は、

3/16(火)CX531 中部国際16:50 -> 香港22:10
3/19(金)CX532 香港16:30 -> 中部国際21:00

という、午後便・午後便のパターン。平日の出発なので午前中に業務をこなし、昼食を採ってから出発ができるのがポイント。帰着日も平日で、午前中を業務や電話対応に充てるために午後便を選択。

という内容でいつもの航空券エージェント(格安航空券屋さん)に座席の確保を頼んだところ、なんと帰国便が満席とのこと。仕方が無いので翌日、翌々日の便は無いかと聞くと、なんとこれもまた満席。時間を変えて午前便にしてもどこも空いていない。香港からの客が多いということらしいんですけど、イースターまで期間があるしなんでこんな時期に一杯になるんだろうか?

とはいえ、キャセイのWEBサイトで同じ内容の旅程をチェックすると、価格が10万円以上するものなら取れるんですね。私の経験からですと、こういった場合は出発日が近づくと「キャンセル空き」でディスカウント枠に回ってくるケースが多い。なので、エージェントの方にキャンセル待ちをかけておくようにお願いしておきました。

翌々日くらいに、エージェントの方から電話がかかってきまして、無事にキャンセル空きで確保できたとのこと。ほーらね、ちゃんと取れた。もし取れなかったら中華航空になるところでしたよ。ちなみに、中華航空だとかなり直前までディスカウント価格で座席が確保できます。そして、まず満席にならない。

無事に座席が確保できたら、今度は座席番号の確定です。私はマルコポーロクラブのシルバーステータスとなっているので、エキストラレッグルーム席が無料で予約できます。座席予約の完了から数日すると、WEBサイトの予約画面に座席指定の操作ができるようになるので、こちらで簡単に指定が可能です。

あとは、最近知った国際ローミング通話でのアジアマイル稼ぎの設定も併せて行い、万全の体制で香港行きにのぞみます。ちなみに、Twitterをやっている人はキャセイ日本をフォローしておきますと何かと便利ですよ。このローミングサービスもこちらのつぶやきで知りました。

今回香港に行ったらD25HWを3HKで試してみようと思っております。後日レポート予定。

Nobu
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nobu

タカハシです。
主に香港、中国華南向けの貿易業を営みつつ、キャラクターグッズの企画生産を業務の柱としています。趣味はiPhoneと香港旅行案内。

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