iPhone片手に香港・中国を飛び回れ!

iPhone、Macintosh、海外携帯電話をフル活用しながら香港・中国を飛び回る私nobuが送るレポートブログ。日本と外国を行き来しながら、どうやってiPhoneを有効に、かつ愉快に活用できるかを日々考えています。

2009年12月

中国企業の特徴 というエントリを読んで

中国企業の特徴

中国企業における仕事に対する考え方を理解するのにとてもよいエントリです。一度でも中国で生産委託をしたことがある方なら、「あるある」って感じると思うのですが、私は心当たりがありまくりです。

一般工員と管理職のコミュニケーション不足、というのは、ある意味避けられない事かもしれません。雇われるものと雇うものの差とでもいいましょうか、生活レベルからして天地の差がある両者ですから、これらが腹を割って品質改善のための話し合いを行う、というのはとても考えにくいです。

基本的に、中国の生産現場は上意下達です。工員の人は上司の言う事だけを聞き、また、言われたことしかやりません。このため、発注主である私達は、工場のオーナーか管理マネージャーに意見を言う事になります。そもそも話が通じませんしね。

中国製品の品質管理を行う上で、こういう事を理解しているというのがとても重要になります。どうしたらクライアントの満足する品質を保てるのか。生産現場をイメージしつつ、先回りして考えを巡らすことも必要です。

まだまだ経験がものをいう世界ですね。私もがんばります。

Nobu

上海インターナショナルサーキットへのアクセスについて(シーズンオフ編)

上海に行った際に、インターナショナルサーキットへ行ってみました。F1も開催される、「上」の字を模した国際コースです。11月のシーズンオフ期に行ったために、敷地内に入れず門前払いを喰らってしまいましたが(行く前に確認しろよ)、それでも行ってみたい物好きの方がいるかもしれないと思い、行き方をメモしておきたいと思います。

まず、公共交通機関はありません。F1開催シーズンになると市内からシャトルバスが出るらしいのですが、それ以外ですとタクシーオンリーです。

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アクセスマップ しかし旅行者にはほとんど役立たず

ということで、具体的なアクセス方法はといいますと、下記のようになります。

1.地下鉄2号線淞虹路(終点)に行く
2.そこからサーキットまでタクシー(片道1時間くらい RMB90程度)

なお、私がつかまえたタクシーの運ちゃんは、サーキットの場所を知りませんでした。ホテルで書いてもらった「上海サーキット(中国語)」の一文を見せると、おもむろにカーナビを操作しだしてから出発したのです。まあ、距離もありましたし、この時期サーキットに行く人なんていないですからね。なので、例えば上記の地図をプリントアウトしてタクシーの運転手に見せるなどした方がいいかもしれません。

タクシーは高速を飛ばして1時間くらいかかったと思います。ものすごく道が空いていてかなり快適に走れましたが、ラッシュ時に重なるともう少しかかるかもしれません。

あ、あと、帰るときにはちゃんと地下鉄の駅まで送ってもらいましょう。私はこれを伝えるのにちょっとだけ苦労しました。なにせ中国語が喋れないし、持っていた地下鉄路線図は字がちっちゃくて見辛かったし。自分が移動する場所、駅については、ホテルの人に頼んで紙に書き起こしておいてもらうといいでしょう。もしくはiPhoneを使うとかね。

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サーキットの守衛さんと あまりの出来事に彼も半笑いです


nobu

中国でのiPhone活用法:筆談に便利!

先月の事ですが、上海を始めとする中国都市数カ所と香港に2週間ほど滞在してきました。私は普通話を始めとする中国語は一切喋れないのですが、上海から杭州へ移動したり、上海で週末を過ごしたりする際、誰も連れがおらず一人でこなさなくてはなりませんでした。

今は上海はれっきとした国際都市となっておりまして、地下鉄の駅やレストラン、時折街中においても、英語が通じるケースが多くなっております。これがほんの2年前では、ホテルと空港以外は全く英語が使えなかった記憶があるので、ずいぶんと洗練されてきた印象です。とはいえ、例えばタクシーに乗るときなどはまだ英語では無理です。

こういった場合には、主に筆談によるコミュニケーションを取ることになります。とはいえ、メモ帳とペンを持たずに出歩くこともありますよね。そんなときに使えるのが、iPhoneの中国語入力機能。これが標準で備わっているところが実に嬉しい。

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指で中国語を手書き入力

普通に、日本語の漢字ではアカンのか? というムキもいらっしゃるかと思いますが、以下の点で日本語漢字入力よりも中国語手書き入力の方が便利です。

・手書き入力なのでうろ覚えでも自動的に候補字が表示される
・日本語モードでは手書き入力ができない
・1文字入力すると、次に続くであろう候補字が表示される(例:「酒」と入力すると、「店」が候補に挙がる。酒店つまりホテル)
・そもそも、日本の漢字と中国語簡体字は見た目が異なる

手書き入力モードは日本語でもあると便利だと思うんですけどね。中国語環境の導入されているタッチスクリーンのスマートフォンには、かなりの割合でこの手書き入力方式を採用しているはずです。それらは大抵スタイラスで入力するのですけどね。

ちなみに、この手書き入力ですが、一つだけ気をつける事がありまして、それは、書き順を正しく行わないと認識されない、という事です。最終的な文字図形から判断するだけではなく、ちゃんと書き順もチェックされているようなんです。

一つ例を挙げましょう。「上」という文字なのですが、これの正しい書き順をご存じですか? 私はどうやら間違って覚えていたために、なかなかこれが入力できませんでした。

正しくは、

・縦棒
・上の横棒
・下の横棒

という順番です。(参考サイト
私はこれを、上の横棒、縦棒、下の横棒、と覚えておりました。「上海」って入力したいんだけれども、どういうわけかなかなか「上」という文字が認識されなくて困りました。書き順を変えてみたらちゃんと入力できたので、中国人は変わった書き順で書くんだなぁ、ってそのときは思ったんですけど、どうやら変わっていたのは私の方でした。どうもすみません(誰に?)。



参考のため、中国語簡体字入力の設定方法を記しておきます。

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※注意
中国ではiPhoneなどの貴重品の取り扱いには十分ご注意下さい。可能ならば、紙のメモに手書きをしておいた物を利用する方が良いかもしれません。上記のTipsは、あくまでもコミュニケーション手段の一つとしてお考え下さい。

Nobu
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nobu

タカハシです。
主に香港、中国華南向けの貿易業を営みつつ、キャラクターグッズの企画生産を業務の柱としています。趣味はiPhoneと香港旅行案内。

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