iPhone片手に香港・中国を飛び回れ!

iPhone、Macintosh、海外携帯電話をフル活用しながら香港・中国を飛び回る私nobuが送るレポートブログ。日本と外国を行き来しながら、どうやってiPhoneを有効に、かつ愉快に活用できるかを日々考えています。

香港、中国出張の航空券確保で一苦労

週末より出張です。今回は間際になって決まったこともあり、安い航空券を探すのが一苦労でした。出張のスケジュールも二転三転しまして、昨日から格安航空券会社と電話で何度も電話しながら、航空券オフィシャルWEBサイトとも料金を比較したりと、面倒な作業が続いていました。

最初の予定では、

1回目 3/6から3/9
2回目 3/13から3/16

という、2回に分けた旅程となる予定でした。これがいろいろあって、

3/6から3/20

という、2週間連続滞在に変更されたのです。

さて、私はキャセイパシフィック航空のマイレージプログラムに参加しているため、できるだけキャセイ(以下CX)を使いたいのです。当然ながら、

3/6 名古屋発 香港行き
3/20 香港発 名古屋行き

 というフライトをまず手配したい。ところが、出発間際の発券ということで、値段が結構高い。12万円位です。そこで、名古屋香港間の代表的な格安キャリア、CIこと中華航空を探してみました。しかし、普段ならとっても安いCIですが基本的に安いのは7日以内の滞在のみだそうで、今回のスケジュールでは適当なものが見つかりませんでした。

 よくよく調べてみると、台北・香港間のCXは結構安いことが判明。しかも、台北ー>名古屋の片道も比較的安価です。そんなわけで、結局下記のように航空券を手配しました。

 CI(中華航空)45,000円
 3/6名古屋発 台北行き
 3/9台北発 名古屋行き ***捨てチケット***

 CX(キャセイ)22,000円
 3/6台北発 香港行き
 3/20香港発 台北行き
 
 CX(キャセイ)30,000円
 3/20台北発 名古屋行き 片道
 
 トータル97,000円(諸経費込)。CXの名古屋香港より安いし、JALでも10万円を超えるそうなので、これでヨシとしたいと思います。

 3/6の台北行きを、9日の帰国チケットを捨ててまでCIにしたのは、恐らくこれが最安だから。ちなみにこの日のCX片道はなんと20万円!ドヒャー! 往復のほうが安い!

名古屋は東京や大阪と比べても香港便が少なく価格競争も無いため、比較的割高となりがちです。それと今は春休みシーズンで全体的に値上がり傾向にあるんでしょうね。

さて、次は現地でのホテルを確保しなきゃ… 面倒くさいなあ。

Nobu 

iPod nano watch ですよ!

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新型 iPod nano が発表された当初から、これが腕時計になったらいいなー、と思っていました。現在ではこんなのこんなのも登場していますが、どれも質感的にはイマイチ、いや、サンもしくはヨンです。nanoの質感を損なうこと無く、シンプルでムダのないデザインの腕時計キットはないものかとずっと探していたのです。

そんな折、この記事に出会いました。

iPod nanoを腕時計に仕立てる最強バンド(動画あり) gizmode

見た瞬間、しばらくの間気を失っていて、気がついたら申し込んでおりました。このとき去年の11月。

そして待つこと4ヶ月、ついに先日ブツが届きました!

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待った甲斐がありました! シンプルでミニマルなデザインはiPod nano と非常に良くマッチし、まるで純正品のような逸品です。アルミ削り出しのフレームもなかなかの質感。フレーム結合部のツラがちょっとズレているために若干詰めが甘いかなと思うところはありますが、概ね大満足の仕上がりです。

こいつが届いた翌日、名古屋栄のApple Store にこれを持参してnanoを買いに出かけました。店頭で実物と色を合わせたりしてチェックしていたら、店員さんに「ソレ何?」と聞かれちゃいました。説明したところ、商品名をメモっていましたよ。

しばらく使ってみた雑感です。

◆良いところ
・製品そのものがクールでナイス。買って良かった!
・nano背面のアップルマークがそのまま活きている。超重要。

◆イマイチだったところ
・フレームが真ん中で割れてnanoを挟みこむように取り付けるのですが、その真中の接合部が、ちょっとツラが合っていない。このあたりは日本製だとありえない所。
・バンドはエラストマー樹脂っぽいけど、これがまた、ホコリや糸くずがくっつくのですよ。 
・nanoの表示画面が、すぐにスリープに入る。なので時間を見ようと思ったら横のスイッチを押さなきゃならない。意味ねェ!
・結構電池が減るのが早い! 毎晩充電が必要かも。 

特にバンドは何とかしたいなあと思ってます。 ゴム感は少ないものの、ホコリが付着りまくるのが頂けない。中国の工場に頼んで牛革製のモノを作ってもらおうかと画策中です。

そんなわけで、久しぶりに満足度の高い買い物をした気分です。注文から配送までが長かったけど、途中経過のお知らせメールが来るたびに気分が高揚しました。

ちなみに、この製品は KickStarter というサービスを利用して作られました。これはアイデア、企画はあるのだけど需要が測れない、という人のために、応援してくれる人を公募するためのものです。詳しくはこちらにまとめられています。

TikTok+LunaTik:ナノの時計キットプロジェクト via 藤シローの複眼ウォッチング

なんというか、逆「たのみこむ」みたいな感じですね。プロダクトアウトマーケティングの新しい形を感じました。

Nobu 

台湾でSIMを買う

所用で台湾に行ってきました。これまで香港に行くときに途中降機で1泊、ということは2度ほどやりましたが、今回は台湾オンリーで3泊してきました。

台湾国際空港に降り立ち、到着ロビーを抜けて右手へと行きますと、携帯電話SIMカードを取り扱うブースがあります。今回はポケットWiFiで使うための3GのプリペイドSIMカードと、通話で使うための2Gのそれを調達しました。

山根博士の記事をチェックしておいたおかげで、今回は迷わずTaiwan Mobile を目指します。

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左の緑色のパッケージが3G、右の青色が2Gです。なお、台湾でSIMカードを買うに当たって注意点がいくつかあります。

・パスポートと免許証(日本の物でOK)の提示を求められます。
・一人につき1種類ずつのカードしか買えません。

2Gでも3Gでも値段は変わりません。なので3Gを2つくれ!と言ってみたのですが、それはダメでした。だから2Gと3Gを一つずつ買うことになるのです。

ちなみに、街中で残高をチャージするときに、Taiwan Mobile の店でSIMカードの電話番号を伝えると、あっという間にチャージしてくれます。プリペイドカードを出してきてコインでこすって…なんて手間は必要なく、オンラインですぐに設定できるようです。購入登録時にパスポートと免許証という面倒な手続きが必要だったのは、こうした便利なサービスの為だったのかと思うと、ちょっと気が晴れますね。

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SIMカードの値段表です。2Gでも3Gでも値段は変わりません。一番安いプランは345NTとなりますが、これでSIMカードも通信料も全て込みとなっています。上記の表をよく見ますと、345NTを支払うと345+60の通信料金が使えると記載されています。つまりSIMカードそのものはタダのようなものです。これで5日間データ接続し放題のプランを申し込みますので、350NTが差っ引かれます。ちなみにこの手続はカウンターのお姉さんがやってくれますよ。

そんなわけで、滞在中は快適なネット環境を維持することができました。一つ不満をいうならば、ポケットWiFiの電池の持ちが悪すぎる!!

Nobu

中国人富裕層は骨董品がお好き

私は中国語のレッスンに通っているのですが、先日ついに全てのカリキュラムが終了しました。とはいっても、全くしゃべれるようになっておりません。やっぱり私には駅前留学は向いていない。やはり多くの先人が伝えているとおり、外国語をマスターするには現地で愛人を作るのがベストなのでしょう。そんな立場に慣れることを夢見ている毎日です。

さて、このレッスンでは中国人の方が講師としてついていてくれました。この方、年代的には私の母親よりちょっと下くらいの女性でして、以前は中国の博物館で働いていらっしゃったそうです。このため、中国美術品に対してかなりの博識でして、レッスンの時間を割いていろいろと興味深い話をしてくれました。

今、中国では、骨董品のオークションが大盛況なんだそうです。オークションを企画する会社は年に4回、オークションカタログを発行して、北京の超高級ホテルで毎年オークションを開催しています。チケットは数量限定ながら毎回完売しているらしく、この企画会社もめちゃめちゃ儲かっているとの事。

ちなみに、その企画会社とはこちらのことです。

China Guardian Aucitons Co., Ltd.

家に眠っている骨董品、先祖から伝わるお宝などがある場合、まずは写真をこちらの企画会社に送ってみて、反応が良ければ調査員が来て出品を検討するそうです。日本など、外国にも積極的にやってくるらしいですよ。で、これらお宝をカタログに掲載しておき、件の高級ホテルでオークションに掛けられるとのこと。日本円で数億円の値がつくこともザラなんですって。

かつて日本と中国で積極的な文化交流が行われていた頃に、中国の方から日本に数多くの文化財が贈られました。また、大英帝国華やかなりし頃、これまた数多くの中国文化財が英国やその植民地に流通したそうです。現在、中国政府はこれら世界各地に散らばっている自国の歴史的文化財を、積極的に収集しているとのことです。北京の故宮博物館に代表されるように、悠久の歴史を背景を持つ自国の文化に高い誇りを持つ中国国民が、これらの再収集に乗り出したことは、近年の劇的な経済成長とは無関係ではないでしょう。

さて、そんなわけで国が血眼になって骨董品を探しているわけですから、これに価値が出ないはずがない。中国のお金持ちもこぞって骨董品の収集に熱中しております。

とはいえ、ただ「価値があるから」高級な骨董品を集めているわけではありません。先にも挙げたとおり、中国政府が積極的に収集を進めているという事情もあって、これら貴重な文化財は無税なんだそうです。ということはつまり、節税、資産管理という一面もちゃんとあるわけなんですね。

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骨董品ということで、愛好家はお年寄りが多んじゃないかと思ったんですけど、講師の先生にの話では、資産に余裕のあるシニア層は、みーんな旅行とか遊ぶことに熱心で、こういったことにはあんまり興味がないそうです。どちらかというと、若い層がメインのマーケットなんですって。俄然、興味が湧いてきました。富裕層ビジネスの一つの切り口に成り得ますね。

Nobu

iPhoneが手に入らない?!

先日、香港の友人から電話がありまして、iPhone4を探しているのだがなかなか手に入らない。日本で買えないか?というものでした。彼の会社の取引先のお客様が探しているらしく、その話が私に回ってきたというわけです。

今、香港や中国ではiPhone4が超品薄です。Appleストアオンラインでも、新規の受注を停止しています。

iphone4online
「現在在庫ナシ」のお知らせ

香港でのiPhone普及率の高さについては、私も度々Twitterなどでレポートしてきましたが、4になってからはそれが加速しています。なにしろ今までApple製品に触ったことも無かったような私の友人たち(香港人、中国人)が、こぞってiPhone4に乗り換えているんです。香港では未だにiTunes Storeで楽曲が買えなかったりと他国と比べて制限が強いにも関わらず、です。

また、香港では世界中の転売者がiPhone4を買うために殺到しており、また現地在住者も二手(中古)業者に転売しまくっています。先日もモンコンクのホコ天で、購入したばかりと思われるiPhone4を、若い娘が路上にいる業者に売り渡しているところを目撃しました。

なぜ香港のiPhone4がこんなにも売れるのか。それは以下の理由があると思われます。

1.SIMロックフリーである
2.Appleオフィシャルサイトで購入できる
3.香港だから

一つづつ検証していきましょう。1.については言わずもがな。世界中のキャリアで使用するためにはSIMロックフリーであることが大前提です。日本でも議論となったことは記憶に新しいところです。日本ですとSoftbankでなければ利用できないことになっていますが、ロックフリーでしたら日本通信のサービスを利用してドコモ回線を使えるようになります。

2.はつまり、特定の契約(2年縛りとか)無しに、「定価で」購入できるとうことです。携帯電話の契約となると、その国の銀行で発行するクレジットカードが必要となるケースが殆んどです。つまりその国の住人でありかつ有効なビザが無いといけない。旅行者には無理というわけです。これが、普通に土産物を買う感覚で購入できてしまう。さらに、iPhone4の場合は転売などで小売価格にプレミアが乗っているケースが多いので、これを定価で購入できるメリットは大きいでしょう。

3.は、地理的なメリットと言えばいいでしょうか。現在、香港でのiPhone4のメイン購入者は中国人だと思います。香港ならば近いし税関も比較的トラブル無く通せると思われるため、一番便利なのでしょう(尤も、今は高級品の通関チェックは一層厳しくなっているようですが)。また、中国以外の国にとっても、香港という開かれた市場を持つ国であれば安心して取引ができるというメリットがあります。24時間稼動しているDHL、UPSなどの配送サービスもありますし、銀行取引も安心です。Appleオンラインストアで発注するときには香港内に配送住所が必要ですが、それさえクリア出来れば問題なく購入ができます。

現在、香港以外にもSIMロックフリー版を購入できる国はいくつもあります。

iPhone のワイヤレスキャリアを調べる(Apple日本)


これらの国々の中で、オンラインストアが使えて、比較的安心して取引ができそうなのが、まあ、香港辺りじゃないでしょうかね(私見も含んでますが・・・)。

そんな訳でして、香港で買えなかったらイタリアの友人にでも頼んでね、というのが現在の最適解です。だいたい1週間くらいの納期となっているようなので、10日くらいで手に入るんじゃないでしょうかね。

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ちなみに、どうしても日本でSIMロックフリー端末を手に入れたい場合、下記のオプションが考えられます。

Yahoo!オークション
16GBモデルだったら、だいたい7万円〜くらいで推移しているっぽいですね。一時期と比較しても落ち着いてきたイメージです。フィリピンではまだ15万円くらいでしたから、日本はかなり安価ですね。

eXpansysの通販サイト
たぶん英国がオリジンのはずです。香港から世界中にデジモノをお届けする有名サイト。ここでもiPhone4を手に入れることができます。16GBで78,000円ですね。

日本通信のプラチナサービス
こちらではSIMロックフリー端末と自社製のドコモMVNOのSIMロックカードをセットで販売しています。16GBで78,000円。こちらは端末を上記eXpansysから供給を受けているそうなので、同じくらいの値段になるんですね。

いかがでしょうか。年明けからはi5の話題もそろそろ出そうかとウワサされている昨今ですが、まだまだi4熱は冷めそうにない感じです。

Nobu
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プロフィール

nobu

タカハシです。
主に香港、中国華南向けの貿易業を営みつつ、キャラクターグッズの企画生産を業務の柱としています。趣味はiPhoneと香港旅行案内。

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